ペダル・エフェクター型のオーディオインターフェース、Xsonic XTONEを紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- Xsonic XTONEの特徴について知りたい
- Xsonic XTONEのレイテンシーが心配
- Xsonic XTONEの使用上の注意点について知りたい
この機種を導入しようかどうしようか迷っている方に参考になれば幸いです。
商品概要
- メーカー:Xsonic
- メーカーサイト:https://xsonicaudio.com
- 商品名:XTONE
- 商品サイト:https://xsonicaudio.com/pages/xtone
- 概要:Mac/PC/iOS/Android用オーディーオインターフェース、1in/2out、
サンプリング周波数44.1kHz/48kHz/88.2kHz/96kHz/176.4kHz/192kHz、
ギター用プリアンプ内蔵 - 取扱説明書(日本語):N/A
- レイテンシー:
ラウンド・トリップ・レイテンシー(RTL)約9.8ms(48KHz/16samples) - サイズ:幅x高さx奥行 98mm x 57mm x 129mm
- 重量:355g
- バッテリー寿命:USB/Ligitning端子より電源供給のため、電池使用不可。
- 実勢販売価格:20,000円弱(2021年9月現在)
- 購入時期:2020年5月
良い点
1. コンパクトなサイズ
大変コンパクトで、持ち運びに便利です。
電源もPC/Mac/iOS/Android機器のUSB端子からの供給で動作しますので、別途電源アダプターはいりません。
2. フットスイッチ搭載
モデリングアンプのプリセット変更などに使用できるフットスイッチが3個ついています。
別にフットスイッチを準備する必要がなく便利です。
エクスプレッション・ペダルを接続することもできます。
3. 低レイテンシー
ラウンド・トリップ・レイテンシー(RTL)の測定結果は以下の通りです。
- 48kHz/64samples : 11.771 ms
- 48kHz/32samples : 10.438 ms
- 48kHz/16samples : 9.771 ms
- 96kHz/64samples : 7.677 ms
- 96kHz/32samples : 7.094 ms
- 192kHz/64samples : 5.708 ms
この価格帯の機種としては、なかなかの速度を出しているのではないでしょうか。特に192kHzを使用した時の速さは見事です。
4. 低価格
2021年5月現在、実勢販売価格は20,000円弱です。かなりの低価格帯の製品で、気軽に購入できます。
5. 付属ソフト
Positive GridのBIAS FX Essential Packのクーポン券が付属します。
悪い点
1. フットスイッチのMIDIメッセージが固定されている。
フットスイッチを押した時に送信されるMIDIのCCメッセージが3つのグループの中から選べるのですが、個々のCCナンバーが固定になっていて変更することはできません。
このあたりはちょっと不便だなあと思います。
まとめ
ペダルエフェクターサイズのオーディオインターフェイスは他に機種がなく、まさにギタリストのためのオーディオインタフェースといえます。