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【使用レビュー】Aroma Music Tom’sline engineering ABY-3 Bluesy

2022年4月20日

格安Marshall Blues Breakerクローン、Aroma MusicのTom’sline engineering Bluesyを紹介します。

この記事はこんな人におすすめ!

  1. Bluesyの特徴について知りたい
  2. Bluesyがクリーンブースターとして使えるかどうか知りたい
  3. Bluesyの使用上の注意点について知りたい
  4. Bluesyのレイテンシーが心配

 

商品概要

  • メーカーAroma Music
  • 商品名Tom’sline engineering ABY-3 Bluesy
  • マニュアル:n/a
  • 機能概要:ペダルエフェクター オーバードライブ
  • レイテンシー(ダイレクト接続の音との差):なし
  • サイズ(幅x高さx奥行):38mm x 32mm x 98mm
  • 重量:130g
  • 電源:ACアダプターにより供給(9V/センターマイナス)
  • バッテリー寿命:約162時間30分(電池スナップ使用時、実測値)
  • 実勢販売価格:4,000円弱(2022年4月)
  • 購入時期:2021年8月

良い点

1. 格安エフェクターとは思えない使える音

Marshall Blues Breakerのクローン機で、Tubeアンプのような感じの、いい感じの歪みの音が出せます。

Marshallアンプのクランチサウンドに似た音が低予算で出せるのが魅力です。

中央上部のトグルスイッチは、ノーマルモデルとブライトモデルの切り替えができて、2種類の音色が楽しめます。

2. 素晴らしい操作性

このペダルに限らず、Tom’sline enginerringシリーズのペダルはデザインが秀逸で、操作性がすばらしいです。

まず、中央にある金属製のバーは、フットスイッチを足で押した時にGAINつまみが動くことを防いでくれます。

このバーはしっかり本体に取り付けられていて、全くぐらぐらするようなことがありません。

また、上部のVOLUMEつまみとTONEつまみは大変小さくつまみの指し位置がよく見えないためセッティングを確認するのが難しいてすが、中央値でクリックの感触があるので、中央値から左にちょっととか右にちょっととか、指し位置が見えないでも設定をすることができます。

本体裏面はラバー仕様になっていて、床に置いていて滑るのを防いでくれます。

全体的によく練られたデザインで感服します。

3. 電池の持ちがいい

同梱の紙製マニュアルによると使用電流は6mAということで、電力の消費が極めて少ないです。

電池スナップ経由で9Vアルカリ電池で使用してみましたが、電池がなくなるのに162時間かかりました。

素晴らしいエコな仕様です。

4. ゼロ・レイテンシー

エフェクター内を経由しない音と比べたレイテンシーの測定結果は以下の通りです。

アナログ機器ですので、もちろんゼロ・レイテンシーです。

アナログ機材って本当に素晴らしいですね。

悪い点

1. ヘッドルームは小さい

ヘッドルームは小さく、GAINつまみを最小にした状態でバイパス音とおなじ音量にするためには、VOLUMEつまみを右いっぱいまで回さなければいけません。

GAINをつまみを回すと少しずつ歪み始めるので、クリーンブースターとして使うのは難しいかなと思います。

まとめ

Tom’sline engineeringのペダルシリーズはデザインが良く、音もそこそこいいので、低予算で音色のバリエーションをいろいろと増やしたいと考えている方にはオススメです。

私もたくさん持っていますので、今後、100時間以上の使用実績のあるものから順にレビューしてきたいと思っています。

乞うご期待!

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