Foot Controller Stomp Effector

【初心者必見!使い方解説】BOSS FS-6 デュアル・フットスイッチ で BOSS RC-5 Loop Station を操作する

2022年4月29日

BOSS FS-6 デュアル・フットスイッチ で BOSS RC-5 Loop Station を操作するための設定方法を解説します。

この記事はこんな人におすすめ!

  1. RC-5とFS-6を持っているけれど、どうやって使ったらいいかよくわからない
  2. RC-5の便利なセッティング方法を知りたい

私のおすすめの設定は以下の通りです。

  • FS-6のスイッチA再生/停止を切り替える
  • FS-6のスイッチBアンドゥ/リドゥを切り替える

こららの設定方法がマスターできれば、他にも様々な設定ができるようになると思います。

FS-6の設定

こちらは簡単です。

1. ポラリティの設定を2つのスイッチ共に、左側(踏んでいる時にオープン)にする

2. モードの設定を2つのスイッチ共に、左側(FS-5U側)にする

どちらもモーメンタリー(踏んでいる時がオン、離したらオフ)になります。

3. ステレオケーブルで、FS-6とRC-5を接続する。

以上です。

RC-5の設定

1. 本体ペダルスイッチの設定の確認

(1)「SETUP」ボタンを長く押して指を離す。

(2)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面に「CONTROL」を表示させる。

(3)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(4) 液晶画面に「PEDAL FUNC」が表示される。

表示が「TRK R/P/S(C」になっていれば、初期設定値です。これは以下のような動きになります。

1回踏む:最初の録音開始 (a)

1回踏む:最初の録音終了(ループの長さが決定される)・再生開始 (b)

この間:1回踏む:オーバーダビング開始 (c)

1回踏む:オーバーダビング終了・再生開始 (d)

または、2秒以上踏む:オーバーダビングのアンドゥ・リドゥ (e)

または、1秒以内に2回踏む:停止 (f)

停止時に2秒以上踏むと、トラック(ループ録音)が消える(リズム等の設定は消えません)

もし「TRK R/P/S(C」以外が表示されていれば、以下の操作をして初期設定値に戻してください。

(5) 液晶画面上段に「PEDAL FUNC」が表示されている状態で、「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(6) 「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを回して、液晶画面下段に「TRK R/P/S(C」を表示させ、「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(7) 「SETUP」ボタンを押す。

(8) 「SETUP」ボタンを押す。これで元の画面に戻る。

マニュアルには(7)(8)が書かれていないので、どうやったら元の画面に戻れるか不安になりますが、この操作で安心して戻れます。

2. FS-6スイッチAに「再生/停止」機能を設定する

(1)「SETUP」ボタンを長く押して指を離す。

(2)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面下段に「CONTROL」を表示させる。

(3)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(4) 液晶画面上段に「PEDAL FUNC」が表示される。

(5)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面上段に「CTL2 FUNC」を表示させる。ややこしいですが、FS-6のスイッチAはCTL2なのです。

(6)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(7)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面下段に「TRK PLY/STP」を表示させて、「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(8)「SETUP」ボタンを押す。

(9) 「SETUP」ボタンを押す。これで元の画面に戻る。

マニュアルには(8)(9)が書かれていないので、どうやったら元の画面に戻れるか不安になりますが、この操作で安心して戻れます。

3. FS-6スイッチBに「アンドゥ/リドゥ」機能を設定する

(1)「SETUP」ボタンを長く押して指を離す。

(2)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面下段に「CONTROL」を表示させる。

(3)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(4) 液晶画面上段に「PEDAL FUNC」が表示される。

(5)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面上段に「CTL1 FUNC」を表示させる。本当にややこしいですが、FS-6のスイッチBはCTL1なのです。

(6)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(7)「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを右に回して液晶画面下段に「TRK UND/RED」を表示させて、「MEMORY/LOOP LEVEL」つまみを押す。

(8)「SETUP」ボタンを押す。

(9) 「SETUP」ボタンを押す。これで元の画面に戻る。

マニュアルには(8)(9)が書かれていないので、どうやったら元の画面に戻れるか不安になりますが、この操作で安心して戻れます。

まとめ

どうですか?これでRC-5の使い勝手が劇的に改善することと思います。

RC-5の操作に慣れてきたら、上記の2-(7)、3-(7)のところの設定を色々変えてみれば新たな機能が発見できると思います。

この辺りのパラメーターはリファレンスマニュアルの13ページに書かれていますので、ぜひ皆さんも挑戦してみてください。

    -Foot Controller, Stomp Effector